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ダイコン第3週

94年に"O.W.N"を設立。生粋のスケーターであり、アートワー ク、写真なども精力的に創作し、東京のスケートカルチャーを牽引する 重要な人物の一人。
2001年から個展や数々のグループ展に参加。2003年からはBARNSTORMERSの一員となり国内外で精力的に活動する。



ダイコン氏インタビュー、完結編はアーティストとしてのダイコン氏と現在、そして今後の活動についてです!



ZEROMAGAZINE(以下Z):
そうですか(笑)。では、12年活動しててなぜ辞めようと思ったのですか?

ダイコン氏(以下D):
俺のわがままって言うのもあるんですけど。
自分がOWNをやってる時ってスケボーがあまり出来なくて、いつも皆を見ながら良いなあって思ってた感じでしたね。
でも心の底にメラメラする物があって。
それで『俺もスケート頑張りてえな?』って辞める1から2年くらい前からちょっと思って来てて。

それと、よく人からはリーダー格だとか、前に出てるっぽい感じがあるとか、兄貴的存在だねとか言われるんですけども、実際自分はそんな器じゃないっていうのをよく知ってて。それは自分のおやじからも言われた事があったし。

そういうのもあって、まとめるというかリーダー的存在っていうのが実際、苦になったっていうのと、後は自分の道をもっと極めたいって思ったのが理由ですね。
だから、利益が無いとか洋服があまり売れてないって言うよりかは、自分のわがままでやめちゃったっていう感じですね。

一応、活動は各々にOWNっていう名前を使ってもらえるんであれば、やって行こうよみたいな感じで終わらせたんですけども。
そこで俺だけ、デザインしてくれた人には『少ないけどギャラを出すよ』って言ったのですが、身を削ってスケートボードしてくれる人達には全然PAY出来てなくて。
まあ、経費ですけど洋服を作って、洋服を売ってる俺だけがそこから、食わしてもらってるっていうのが、自分だけ甘い蜜を吸っちゃってる気がして、それで嫌になりましたね。理由はその3つぐらいですかね。

Z:
辞めてどうですか?スッキリしたみたいな?

D:
辞めて、スッキリしたし、自分の方向性がすごい定まったし、スケートボードに対しての情熱も熱くなったし、向上もしたから自分にとってはすごくプラスでしたね。
ただやっぱり、辞める時に周りの人達も『やめちゃうの?洋服!大変じゃん!』ってすごい言われて、まあ大変でしたけど気持ちはすごく豊かになったし、逆に頑張れるっていう気になって、それを今もキープしているので洋服をやめて良かったと思ってますね。
今のスケート界のビジネスもどうなのかなっていう部分もあるし、そういった所からも遠ざかりたかったんで。
逆に良かったですね、今は。今のほうが良いですね。

Z:
その時より?

D:
はい。みんなとツアーしてる時は本当に楽しかったけど、ビジネス的な部分と自分の事っていう部分ではやっぱり今のほうが良いですね。
OWNでやった12年間は絶対に経験になってると思うんですけども。それがあって今があると思ってますので。
OWNの人達にも凄い感謝してるし、みんなが居たから自分が居たっていうのもすごくあったので。
それでスケートボードに目覚める事が出来ました。
本当に感謝です。

Z:
それで、ペイントもやってるじゃないですか。
それはスケートボードやってて、どういうきっかけからそこに行ったのですか?

D:
最初のきっかけは、俺のおやじが画材関係の会社にずっと勤めてて。
小さい頃から画材道具が転がっていたのと母親が絵付けとかやっていた影響とかもあるとおもいます。
絵とか漫画が小さい頃からすごく好きでした、でもなぜか絵画教室とかは通わせてくれない家でしたね。
それが逆に良かったのかも知れないですけども。

中学くらいまで何かしらにずっと描いたりしてて、サーフィン、スケボーにハマってる時もスケボーの上に描いたりしてたんですけど、それを意識するようになったのは、やっぱりKAMI君の影響ですかね。
98年くらいに一緒に7人くらいで一軒家に住んだ事があるんですけども。
その時に、KAMI君が絵を描いたりもしてたし、丁度KAMI君もその頃ペイントに対してすごい強い気持ちを注いでる時期だったので、それでよく『外に描きにいこうよ!』とか、自分で作ったポスターとかを『外に張りに行ってみない?』とかって誘われたのがきっかけで、自分もよりそこにだんだん興味を持ち始めていったのが最初じゃないですかね。

今の自分のペインターとしての起点になる事柄ってKAMI君じゃないかな。
基本的に描いたり、物作りとかは好きでしたけど、やっぱりガーッ!と意識するようになったのは、KAMI君ですかね。

Z:
なるほど〜、そうですか。

D:
彼には一言も言った事ないですけどもね、そういう事は(笑)。

Z:
(笑)。








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