WANTO君インタビュー、最終話!
自身のブランド"HOMERUN"、そして日本人のファッションの価値観。
最後にはグラフィティ活動をする上で、自分自身に言い聞かせる、スローガンを掲げる!
さらに熱く成りゆくインタビューは必読です!!!
W:
グラフィティ中心の生活を10年やってきて色んな物を見てきた気がしますね。
バイオレンスな物であったり、本当に綺麗な物であったり、人間味のある事だったり...そういうのを一番知ることが出来るのが自分の中でグラフィティだったんじゃないですかね。
グラフィティが身近にあった存在ですね。
Z:
その発信手段としてTシャツとかもやっているじゃないですか。
グラフィティとは違った表現方法でTシャツをやると思うんですけど、世の中にはTシャツっていっぱいありますよね。
HIP HOPのようなTシャツもあるし、ストリートブランドもあるし。
WANTO君はグラフィティを10年やってきたけど、アパレルは10年もやってなくて、そこに何かを見出したわけですよね。
"HOMERUN"は何年やっているのですか?
W:
"HOMERUN"は手刷りの物から始めて2年目ぐらいですかね。
Z:
2年やってみてファッション業界というものはどうですか?
W:
自分の考え方では流行に合わせるって形でやってないっていうか...
無理矢理その業界に"HOMERUN"を投入して逆に"HOMERUN"に合わせていくって考えでやってはいるんですけど...。
そいういう風にやってみて、売れないなって思いましたね。
でもまあ、最近は伸びてきてますね。
興味を持ってくれる人が増えだして嬉しいですよ。
ストリートブランドって意味でやってますからね。
日本にストリートブランドっていっぱいありますけど、面白いのが少ないです。
ただ洋服の型だけはすぐれている様なものが多いですね。
ストリートブランドって文化の紹介のひとつだと思っているので、そんな文化が百個も千個も枝分かれしてる国なんて他に無いと思いますし。
Z:
そう言えば他に無いですね〜。
W:
日本は日本人が圧倒的に多く住んでいると思うし、人種も他の国からたくさん入って来て、移住しているとは思えないし、日本人がそんなにカルチャーを何個も持ってるとは考えられないですよね。
オリジナリティーは数個に過ぎないのではと思います。
だからおかしな場所だなと感じながら、そこに"HOMERUN"を投入してますね。
ひとつのカルチャーを作っていけたらと思ってます。
全部は難しいですけど、入り口としてですね。
Z:
確かに日本はブランドがすごく多いですよね。
アメリカのほうが遥かに人口は多いですけど、アメリカはそんなにストリートブランド無いですもんね。
片手も無いぐらいじゃないですか。
W:
そうですよね。
面白くなかったら成立しないですもんね。
自分もストリートブランド、"ブランド"って言葉をそんなに簡単には思ってないので。
"ブランド"ってやっぱりお高い印だと思うんですよね。
アメリカとかだったらやっぱりそんなに印があるわけが無いっていうか...そこは共に喰い合うというか...。
簡単には出せないですよね、出せても1回。
売れなければお終いって結果になりますよね。
でも日本でもだんだんそうなってきてる感じはありますね。共に喰い合うというか...。
"HOMERUN"を手刷りで始めた頃は心配もしてなかったですけどね。
もう本当にこっちのノリでやってましたので。
でも続けていくからにはそれなりに考えて仕掛けないとって思ってて。そこが面白いです。
そういう意味でブランドの印に興味を持ってくれてっていう気は...気はしてるだけですけども(笑)。
Z:
(笑)。
W:
先程、"HOMERUN"はどこで見れるのか?っていう質問がありましたけど、ほとんど見れないんですよ(笑)。
それでも伸びてるってことは、カルチャーに興味を持って、文化に参加してくれる人が多くなってきてるのかなって思いますね。
自分自身で選択出来る人が増えてきている様な。
Z:
本当に日本にはストリートブランドが多いですよね。
W:
いやぁ〜、そういうのガンガン喰っていきますよ。
ファッション、アパレルの土壌でそういうのが無いと面白くないと思うので。
面白いブランドがどんどん出て来てヒヤヒヤするというか。
グラフィティも一緒ですけど、面白いヤツが出て来ないと張り合いが無いですよね。
だから新しいチャレンジで喰っていけるかっていう。
Z:
頂く!!みたいな(笑)。
W:
そうですね(笑)。
Z:
いつも活動的ですもんね。
W:
そう言って頂ければ!
自分を客観的に見たらどういう生活になってきてるのかな?って分からなくなってるんですよ(笑)。
とりあえずライフスタイルを繋げていってる感じですね。
いらない事はまったく考えてないので(笑)。
Z:
(笑)。
W:
ポジティブじゃないと死んでしまいますね、辛過ぎて。
かなりネガティブなんですよ(笑)。
Z:
そうなんですか(笑)!?。
W:
正直よく分かんないですけど(笑)。
Z:
近々、その表現方法としてART SHOWがあるって聞いてたんですけど?
W:
ART SHOWってすごく格好良い言い方なんですけど、PARTY(ART SHOW)みたいな(笑)。
11月7日〜28日まで3週間ぐらいですかね、自分の内面を出すっていう。
アメリカの友達のFANTAっていう人と一緒にやります。
FANTAはサンフランシスコなんで、アメリカのストリートと日本のストリートの交流のPARTYみたいな感じですね。
ちょっと大きめのサミットが開かれます(笑)。
アメリカのストリート、日本のストリート両方を紹介できればなって思いますね。
Z:
多分、このインタビューが掲載される時にはそれが終わってると思うんですよ。
だから違う所で紹介したいと思うんですけど、それはどういった作品を出すのですか?
W:
SHOWの内容的には自分達の一室を作り上げるっていうイメージで。
それが自分達の内面的な部分なんですけど、それを部屋っていう形にして表現する感じですね。
そこに汚い物だとか可愛い物だとか、留置所の鉄格子があったり、警察が居たり手錠があったり血があったり...。
パンティーもあったりして。
自分達が普段見てるような物達がそこにあると思います。
もうSHOWが近いんですけど、ほとんど何も作れてないですね(笑)。
何とも言えないですけど、まあそれは完全に出来上がりますので。
何も無くても自分達が居るので。
自分達が居るっていう事がすごい事です。
それがPARTYっていうか......ムチャクチャですけどね(笑)。
Z:
(笑)!
W:
何を売るかなんていうのも分からなくて。
正直、売りたくないみたいな。
次があるか分からないけどPARTYをやる!!っていう感じです(笑)。
Z:
とりあえず、今回やる!!みたいな(笑)?
W:
そうですね〜。
そこにビジネス関係の人やストリートの人など色んな人を呼んで、どうですか!っていうところですかね(笑)。
その受け方、感じ方は勝手で良いです。
答えはまったく無いので。
Z:
もちろん僕も行きますよ!
そこでZERO MAGAZINEで写真を掲載出来たら読者の人の目にも留まるかなと思いますので。
まあ、グラフィティって特殊ですもんね。
W:
特殊って思われがちなんでけど、一番普通だと思うんですよ。
Z:
そうですか(笑)。
W:
子供の時って落書きしてもOKですよね?
ルールの中での大人って言葉に変わった時にダメになるだけだと思うんです。
Z:
確かにそうですよね。
W:
だから一番普通の事だと思いますね。
それがいつからかダメになるんですよ。
Z:
小さい子は怒られないですもんね。
W:
歳もありますけど、分からないですね。
いつ決められる状況になったのかも分からないですし、ずっと子供のままなのかも分からないし。
自分はもう大人なのか子供なのか分かりませんね(笑)。
Z:
すごいところに行ってますね(笑)!!
でも、そうですよね。
子供の時はチョークで道に落書きしたりしますもんね。
W:
みんな絶対に経験があると思いますよ。
Z:
自分も子供の頃、必死に壁とかに描いてましたね。
W:
それがいつからかダメになって、終いには手錠をかけれて罰金とかになっちゃって...。
誰かの事しってるか?とか誰かの事吐け!とか、そんな事になりだして(笑)。
そんな事言われても分かんないですよ。
人々が作って紹介し合っている世界で生活してますけど、自分は矛盾の中で浮遊してますね。
そこを泳いでる感じですもん。
答えをみんな決めたがるけど、良い事っていうのは法律の中での事なので...。
だから"HOMERUN"に興味のある人達は、すごく善い人で、すごく悪い人だと思うんですよ。
とりあえず肯定はできないので、矛盾の中を浮遊して生きてやる!って思いますね。
Z:
生きてやる!と(笑)。
でもなかなかチェックできないので、自分でチェックしろ!と。
W:
そうですね。
生きてやる!っていうのは本当に重要ですね。
自分の同志というか、街に絵を描いてる人がドラッグとか事故とかで死んでいくの見ると寂しいんですよね。
だから、俺は生きてやる!って思ってますね。
それが存在理由な気がするので。
グラフィティは何なのか?とかは難しくて答えられないですね、はい。
Z:
とりあえず、最後に生きてやる!と。
W:
そうですね。
自分は死んでから輝く人達の中に居る気がしますね。
Z:
なるほど〜。
では、最後は生きてやる!って感じですね。
W:
完全にサヴァイヴですね。
どう逃げて、どう入っての繰り返しです。
Z:
とりあえず、246と"HOMERUN"をチェックしろ!と。
W:
そうですね!
あとはFREE SMOKEEです。
東京のグラフィティですごく内容のある形を残しています。
Z:
分かりました!
今日はありがとうございました!
W:
すいません、適当で...。
何言っていいのか分からないんで(笑)。
Z:
いえいえ、大丈夫です(笑)!
『生きる!』
シンプルな響きの言葉の中には、これからもずっと活動を続けるという堅い意志が感じられました!!
よりポジティブにエネルギーを生み出し、それを持続させていくことは何においても重要ではないでしょうか...。
絵を言葉で表現するというのは不可能ですが、その人の言葉で頭に絵を描くことは可能だと信じ、今後もインタビューを続けます!!!
次回の更新日は1月25日です!!!